第1回 ワークショップ「あなたにとって食の安心・安全って何?」レポート

あなたにとって安全・安心ってなんでしょうか?

豊洲移転問題に揺れる都政!
何より命に関わるからこそ、食の安全・安心に関心がある人が集まって「わいわいがやがや」ワークショップをしたダイジェスト版です。

ワークショップ「あなたにとって食の安心・安全って何?」

東京・生活者ネットワークは3月18日、「あなたにとって食の安心・安全って何?」と題したワークショップを世田谷区の生活クラブ館で開催しました。

このワークショップは、都民のみなさまから政策アイデアをお寄せいただきく「You Voice 2020 !」の企画の一つ。豊洲市場問題を機に都民の関心が高まっている「食の安心・安全」を巡り、都民のみなさんに率直な不安や問題点を整理。問題解決に向け、行政にしてほしいことや、私たちが身近に取り組めることについて対話をしました。

  

この日は女性16人と大学生の男性1人が参加。生活者ネットからは、西崎光子・都議会議員、岡本京子(都議選候補予定=写真左)らも話し合いの輪に入りました。

  

参加者に早く打ち解けてもらおうと、ドレスコードならぬ「フードコート」を設定。各自が持ち寄った「あなたが安心・安全と感じている食べ物」を語り合ったところ、知り合いの農家から購入したオレンジで作ったママレードや、とっておきの果物を披露する参加者もいて、一気に和やかなムードになりました。

  

中盤からは、4人ずつ5つのグループごとの対話に。紙製の円卓をひざに乗せ、模造紙の上に「食の安全・安心」を巡る問題点について、思い思いの内容を書いていきました。

「食品の添加物基準が野菜によって違うんですよ!」「国の添加物基準は甘いのではないか」「本来の味とは?わかる力を育てること」ーー。正解も筋書きもないのがワークショップの醍醐味。各グループで多角的な視点でポイントが挙がりました。

  

グループでの対話の後には、それぞれの「気づき」を発表。そのなかには「虫とねずみと一緒に生きられるのが大事!」といったアイデアが出て、歓声が上がる一幕もありました。生活者ネットとしても、こうした生活者の視点からのアイデアを提供いただくことで、今後の行動や政策に結び付けていけるものと感じさせました。

  

最後は、お互いにアイデアを綴った紙を、ツリーの絵に貼っていき、記念撮影。この日の「ハーベスト」は、生活者ならではの視点からの気づかされるアイデアが多く、生活者ネットとしても、今後の行動や政策に結び付けていけるものと強く感じさせるものでした。

   

参加されたみなさん、本当にありがとうございました!

4月15日(土)開催の第2回ワークショップでは、シェアリングエコノミーの東京での活用を考えます(詳しくはこちら)。